| 種類と 特徴 |
筋肉は、骨格筋(横紋筋)、平滑筋(ヘイカツキン)、心筋(心臓の筋肉)の3つに大きく分類され骨格筋は,自分の意志で動かす「随意筋(ズイイキン)」ことが出来ます。「収縮と弛緩を繰り返す」 平滑筋と心筋は、意志によって動かせない不随意筋(フズイキン)で、自律神経などに、自動的な活動から、支配されます。 |
| 平滑筋 | 主として、腸などの内臓に見られる筋肉で、骨格筋に比べて、収縮がゆっくりで、骨格筋に比べて、収縮がゆっくりで、持続的な収縮を行います。 |
| 心 筋 | 骨格筋の特徴である横紋筋があり、休みなく律動的な収縮を行う点は、平滑筋に似ており、2つの筋肉の特徴を合わせ持ちます。 |
| 骨格筋 生 理 |
筋全体は、結合組織である筋膜組織で包まれているが、その筋膜は、個々の筋線維や腱、骨、神経などとを包む、結合組織と連結して、筋束になり約100個の筋線維を含んでいます。 筋線維の直径は、50〜100μm(ミクロンメートル)、長さは、2〜6cmで1,000〜2,000本の筋原線維からなっています。 |
| 筋原線維 | 内部は、蛋白(タンパク)質で構成されています。 主要は、2種類の線維(フィラメント)です。細いフィラメントをアクチン、太いフィラメントをミオシンと呼び、お互いに、手の指を組んだような、形成をしており、長軸に沿って規則正しく並んでいます。 「この形成を、筋節」と、呼びます。 |
| 筋線維の イラスト |
よくわかる解剖生理 筋の生理より 著:竹内 修二 医学芸術社 |
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| 筋収縮のしくみ | 運動神経からの刺激によって、電気的な変化(活動電位)が、筋線維へ伝わると、筋小胞体から、Ca2+(カルシュウイオン)が放出され、ミオシンの飛び出している頭が、アクチンを筋節の中央へ、引っぱる(配列状態の変化)ことによって、筋節が結合します。「連結橋(レンケツキョウ)」と呼びます。 この変化によって、筋線維の収縮が起こります。 |
| 筋のエネルギー | *細胞形質にある#1、ATP(アデノシン三リン酸)が、化学反応によって、#2、ADP(アデノシン二リン酸)になることで、生じるエネルギーが利用されます。 *細胞は、生体を構成する最小単位です。 細胞呼吸では、#1、ブドウ糖と酸素が、水と二酸化炭素に化学反応(分解)される過程でエネルギーとなるATP(アデノシン三リン酸)が、産生されます。 #1、ブドウ糖+酸素→二酸化酸素+水+エネルギー (ATP) #2、ATPは、加水分解されて、ADPと無機リン酸になります。 このとき放出される化学エネルギーによって、ミオシンの頭が、ふたたび、アクチンを筋節の中央へ、引っぱる(配列状態の変化)ことによって、新しい筋節へ結合して、筋線維の収縮が起きます。「この過程が、筋線維の収縮している間、繰り返します」 * 筋線維の収縮「連結橋(レンケツキョウ)」と同時に、#2ADPが、ミオシンから離れます。連結橋の働きを終えると、ATPの新しい分子が、ミオシンの頭にある結合部位に結び付きます。 #2、ATP(アデノシン三リン酸)⇔ADP(アデノシン二リン酸)+無機リン酸+エネルギー 正常な筋では、遊離したCa2+(カルシユウムイオン)は、筋小胞体に回収されます。 Ca2+ がなくなれば、収縮活動は終息して、筋は弛緩します。 この弛緩過程での、エネルギー源として、ATPは、なくてはならないものです。 死亡によって、ATPの供給が止まると、筋肉は硬くなり、死後硬直状態になります。 |
| 参考文献 |
トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル 著:Dimitrios Kostopoulos & Konstantine Rizopoulos 訳:川喜田 健司 医道の日本社 よくわかる解剖生理 著:竹内 修二 医学芸術社 からだの地図帳 監修、解説:高橋 長雄 講談社 動きでわかる解剖と機能 著:Joseph E.Donnelly 監修:福林 徹 訳:中村 千秋 渡部 賢一 医道の日本社 基礎運動学第5版 著:中村 隆一 齊藤 宏 長崎 浩 医歯薬出版 |
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